歌うトロンボーン

お久しぶりです。

私生活がばたついており、完全に更新が停滞しておりました…。

それはさておき、今日は大好きなアーティストさんの誕生日なので。

そのためだけに久しぶりに書きに来ました。

私は書くことしか伝える手段を持っていないので、たとえどんな形でもいいから、この好きな気持ちが少しでも届いたらいいな、と思います。

今日はトロンボーン奏者、馬場桜佑さんの話を。

お誕生日おめでとうございます。

 

トロンボーンだけではなくて、フルートも演奏されるすごい人です。

昨年は結構テレビ出演が多くて、特に年末年始は録画に追われてました…もし見逃してるのがあったらどうしよう…

ちなみに秋の芸能人格付けチェックにトロンボーンで出られてました!

名前もクレジットで出てたのには感動したなあ…。

桜佑さんのライブに行くようになってまだ一年足らず。

普通にしれっとライブに行ってるのですが、本当はあんな至近距離で生演奏聞けるなんてとんでもないことなんだな…すごい方なんだよな…とテレビの出演情報を聞くたびに思ってます。

下にリンク貼ってみたけど、改めてすごい人なんだよなあ…

 

今年もたくさん桜佑さんのライブに行けますように。

こちらは中島みゆきの「糸」のカバー。

親が中島みゆきファンなこともあり、幼い頃から馴染み深い曲だったので、動画があがった時は本当に嬉しかったです。

「糸」の曲調にトロンボーンの柔らかな音色が本当によく合っていて、桜佑さんがカバーされた中でも特別に好きな曲です。

曲自体に特別思い出があるわけではないのですが、聞いているとなぜか亡くなった祖母を思い出します。

おばあちゃん子だったこともあって、初めて聞いた時はうるっときてしまいました。

たくさん可愛がってもらったなあとか、

本当は成人式の振袖姿見せたかったなあとか、

いろんなことを思いながら聞いている曲です。

ライブでも2回聞いたことがありますが、なんとなく歌詞を口ずさんでしまったり、涙腺が緩みそうになったりしています。

今年もまた聞く機会があればいいな。

こちらは桜佑さんのオリジナル曲。

知る限りではライブの定番…な気がします。

この曲、ライブではいつも桜佑さん自身が煽ってくれるんですよね。

アップテンポでノリやすくて楽しい。

手拍子したりするのもとっても好きです。

この動画もそうですし、ライブでも何回かバンド編成で聞いたことがありますが、「ハシレ」はライブやバンド編成だとまた迫力が違うんですよね。

生の音の力ってすごい…!バンドってすごい…!と毎回こっそり感動してる曲のひとつだったりします。

もちろんCDに収録されている分も好きですが。

 

 

正直管弦楽器にはクラシックのイメージが強くて、「静かに聞いてないといけないのかなあ…」なんて思ってたんですが、全くそんなことはありませんでした。

そもそも、クラシック以外で今まで自分が行ったことのあるライブって必ずボーカルがいたんですよね。なので、「ボーカルがいない、クラシック以外のライブ」は未知の世界でした。

それこそトロンボーンのソロを聞く機会なんてありませんでしたし。

だから初めて桜佑さんのライブ動画を見た時、こんなに楽しそうなんだ…!とびっくりしましたし、これを生で聴いてみたい、と強く思いました。

去年の2月に初めてライブに行った時、びっくりするくらい楽しかったんです。

それまでの自分の中のイメージを覆されたというのもありますけど、何よりも真近で聞くトロンボーンの音色がとても心地良かった。

好きな曲は他にもありますが、思い出深い曲です。

ライブでいつも演奏されているフルート曲。

初めて聞いた時は、「トロンボーンだけじゃないんだ…!」ととても驚きました。

まさかトロンボーン聞きに行ってフルートも出てくるとは思わなかった、というのが正直な第一印象でしたが、今では大好きな曲のひとつです。

タイトルどおり、降り続いた雨が止んで雨雲が去って空が澄んでいくような、光が降り注ぐような。

穏やかだけど、どこか爽やかで晴れやかな曲だなあと思います。

ライブの時はほとんど小編成やバンド編成で聞くのですが、実はこの曲はフルートと同じくらいピアノとギターが好きです。

もっと他にピアノやギターのソロがある曲もあるのになんでだろう…と自分でも思うんですが、この曲ならではのフルートとのハーモニーが好きなのかも。

聞いていて心地良いんですよね。

それから、昨夏から始動したこちら。

トロンボーンカルテット、Throw Line。

結成しました!とTwitterで見た時は、また楽しそうなこと始めたんだなあと思っていましたが、Youtubeで公開してるカバー曲はどれも聞きごたえがあって本当に楽しい。

同じ楽器でも奏者によって全然違うなあなんて当たり前のことを思いながら、でもその違いがとっても楽しくて。

去年はちょうど実写版アラジンを観に行ったこともあって、個人的には「FRIEND LIKE ME」のカバーがいちばん好きです。原曲も好きなんですよね。

作品的には「UNDER THE SEA」も好きです。

あとThrow Lineのカバーで初めてプラスチック製のトロンボーンの存在を知りました。

こんなのあるのね…知らなかったなあ…。

悔しいことにThrow Lineはまだライブ行けてないんですよね…春ツアーこそはリベンジします。

動画でこれだけ楽しいんだから、ライブは絶対もっと楽しいと思うんですよ。

というか楽しさと最高が約束されてる。

早く生で聞きたいなあ。

この1年ほど桜佑さんを応援していた中で、印象に残った出来事があったので、それをひとつ。

 

桜佑さんは時々イチナナでライブ配信されているんですが、以前配信中に「強いから周りに優しくできるんだ、強くないと優しくはできない」という話をされていたことがありました。

話の流れや前後の内容は忘れてしまったのですが、その言葉がすごく強烈に印象に残っています。

私自身は少し違う、というか逆に近い考えで、「弱さを知っているから優しくできる」と思っていました。

特に今もその考えは変わってないのですが、その話を聞いて「ああなるほどな」と思ったのを覚えています。

そして何より、その言葉がとても桜佑さんらしいな、と思ったことも。

もちろん完璧超人の強い人間なんていないけど、きっと自分の中に「これが自分だ」という確かな自信と強みがあるから周りを見て、何かを感じる余裕が生まれる。

桜佑さんの曲は、どれもそういう芯がよくわかるなと、作った人の顔がよく見える曲達だなと、あの時妙に納得したのを覚えています。

 

桜佑さんのファンになったのは、何よりもその音色が好きでライブが楽しいからなのですが、それと同じくらい、自分とは正反対の考えや生き方だから好きなんだろうなと思います。

自分にはあんなエネルギッシュな生き方できないなあと思いつつ、でもそういうところにすごく憧れたり。

性格上どうしても塞ぎ込みがちになるので、そんな時に桜佑さんの曲の優しい音色にほっとしたり。

去年は本当に色々とあったのですが、桜佑さんの曲に励まされたり、思いつめやすい思考を何度も緩めてもらって何とかやっていけていた日もありました。

ファンになってよかったなあ、知れてよかったなあ、と改めて思ったりもしました。

こちらは昨年海老名ビナウォークで行われたフリーライブ。

フリーライブも、屋外で聞く桜佑さんの演奏も初めてでしたが、開放感がすごくて気持ちよかったです。

音がどこまでものびていくのって屋外ならではだなあと。

機会があればまた屋外で聞きたいです。

 

 

7月のライブから、有希さんがサポートに入る機会が出てきました。この時もドラムは有希さんでしたね。

桜佑さんを知ったきっかけは有希さんなので、お二人が一緒に演奏しているところを見るとなんだか感慨深くなります。

大好きな人同士が同じステージで一緒に演奏してるって、本当に奇跡なんですよね。

何より、正直有希さんのドラムってもう生では聞けないんじゃないかなと思っていたので、桜佑さんには感謝しかないです。

いつかおふたりが一緒に演奏しているところが見たいと思っていましたが、こんなに早く実現するなんて…1年前は思ってもみなかった。

桜佑さんは、私にとっては「新しい世界を見せてくれる奏者」だったりします。

トロンボーンのソロというのは勿論ですが、ライブカフェも、インストバンドのライブも、全部桜佑さんのライブで初めて行ったんですよね。

あの空間と時間は本当に楽しかったし、また行きたいと思ったのはきっと桜佑さんだったからじゃないかなあと思います。

そうやって、新しい世界を人に魅せることができる人で、だからこそファンなんだと思っています。

 

 

改めて、お誕生日おめでとうございます。

この一年が、桜佑さんにとってさらなる飛躍の年になりますように。

トロンボーンの柔らかな音色を、もっといろんな人に知ってもらえますように。

ソロもThrow LIneもお忙しいようですが、今年の桜佑さんのご活躍を楽しみにしています。

Twitterで楽曲制作されてると仰られていたので、また新しい曲に出会えることがとても楽しみです。

この記事書きながら自分の文章力の低下具合に嫌気がしてきたので、今年はもう少しちゃんとサイト更新しようと思いました。

やっぱり習慣として書かないとだめですね。

UNCHAIN Get Acoustic Soul 2019 ライブレポ

前の記事への反応が思ったよりすごくて、この一週間呆然としていたら更新を完全に忘れていました。

ライブもサーキットも行ったというのに…。

というわけで今回はUNCHAINさんのライブレポです。

先日UNCHAINの Get Acoustic Soul 2019 が終わりました。

自分達の曲をアコースティック編成で演奏するツアー、だそうです。

初めて行ったのですが、ご本人が「僕らのアコースティックツアーは、アコースティックアレンジというより錬金術です」と言っていました。

まあ私としては、UNCHAINの実力にただただ2時間弱圧倒され続けただけなんですけどね。

相変わらず化け物だなあと…もちろん褒めてますよ。

個々人の演奏技術も確かだし、何より谷川さんの歌唱力が凄まじい。

あの声量すごいです。一体どこからあの声が出てるのか、いつ見ても不思議です。

 

GASツアーは大阪・東京公演に行ってきたのですが、大阪が初日だったので流石にその日にあれこれとレポするのははばかられまして…

というわけで、無事にツアーも終わりましたので思ったことをぼちぼちまとめていきます。

 

実はUNCHAINさん自体、知ったのが去年の夏なんですよね。超がつくほどの新規のニワカです。

Libyan Glassで知って、一目惚れでした。

ちなみに今回のツアーではしませんでした。

Libyan Glassのアコースティックアレンジも聞いてみたいなあ。

セットリスト・ライブレポ

Get Acoustic Soul 2019 大阪・東京セットリスト

 

The Sounds Of Silence

オーロラ

0.0025

Signs Of Spring

Fly In The Blue Moonlight

FLASH

アイスクリーム

make it glow

Rainy Dance Floor

Tonight’s The Night

2 late 2 luv

Quarter

情熱

The World Is Yours

Back To Zero

departure

Saves The Day

Enc. Distant Neighbour

get down

 

 

 

セトリはこんな感じでした。大阪と東京で日替わりなどもありませんでしたね。

唯一行けなかった名古屋が気になるところです。

アコースティックアレンジということでしたが、吉田さんがカホン使った曲ってアンコール合わせても数曲程度だったんですよね(笑)

恥ずかしながら、アコースティック=ドラマーがカホンを叩く、というイメージだったので、「おおこれが……UNCHAIN流錬金術……」と勝手に感動してました。

谷川さんの「錬金を施す」という表現がとっても素敵で良いなあと思いました。

アレンジじゃないんですよね。錬金術。

細やかで丁寧な装飾が施されいくようなイメージに、まさにぴったりの言葉でした。

 

今回面白いアレンジが色々とあって、特に「これは!」と思ったのが「アイスクリーム」の入りのドラムでした。

最初わざとリズムをずらして叩いて、徐々に正確なリズムに戻して、元のテンポに戻ったところで曲が始まる。

聞いた瞬間に肌にびりっときて、息を呑んでしまいました。

吉田さんのドラム、力強くて正確で、安心して聞いていられるというか、身を委ねられるというか…。

そんなドラムをわざとテンポをずらして叩いていたのがまた印象的だったんですが、そのずれもいやな感じではなく、思わず目を見開いてしまうような新鮮さがあって…。

結局いちばん印象に残っていたのがアイスクリームで、すごいものを見てしまった…!とどきどきしながら帰宅しました。

 

それから谷さんのベース。

アップライトベースというのを今回のツアーで初めて見ました。知ってはいたんですが、生だと圧倒的な存在感です。

聞き応えのある音色ですね。ベースラインが目立つところだと直接体に響くような音でした。

また聞いてみたいです。

UNCHAINのライブは、ギターソロと同じくらいベースソロがあるのが特徴なんじゃないかと思っています。

あれだけ魅せられて聞かせられると、こちらからするとたまらないですね。

 

佐藤さんのギターは、確実な演奏の中にも遊び心があるなあ…と思っています。

気のせいだったらどうしよう。

佐藤さんのギター、いつ聞いても音が踊ってるみたいで楽しいんです。指先から溢れてくる音がいつも心地良くて、聞いていて楽しいです。

今回はアコースティックアレンジだったこともあって、去年のツアーとはまた違った表情が見えた気がします。

 

今回departureで谷川さんがピアノを弾いていたんですが、大阪ではアップライトピアノでした。

キーボードも良いですが、ピアノだとやっぱり音が違いますね。

そして去年も思ったけどピアノ上手い…

思いがけず大阪と東京で聴き比べができたので、驚きつつもほくほくしています。

あとアカペラアレンジされたフレーズは思わず目をひきますね。

他のメンバーを見ていた時でも、気付けば視線が谷川さんに向いています。

 

4人のパフォーマンスがそれぞれに聞き応えがあって見応えがあって、とっても楽しいライブでした。

こぼれ話

大阪のライブ当日に「不甲斐ないこの感性を愛してる」のドラマ主題歌タイアップが発表されました。

ドラマの脚本家である加藤拓也さんが手がける舞台の音楽を谷川さんが担当されている、というご縁があったそうです。年明けの半チェインツアーが終わった頃にお話を頂いたらしく、かなり急なことだったのだなと思いました。

大阪が発表当日ということもあって、MCでいつ話すかな…と思っていたら、谷川さんが「今日心の中で20回くらい言った」と言いながら話してくれました。「ずっと言いたくて仕方なかった」とはにかむ顔がとても嬉しそうで、客席からの拍手に4人ともが照れ臭そうにしていたのが印象的でした。

「今年で結成23年目になるんですけど、そりゃ22年もしてたらドラマ主題歌もするわなあ」と嬉しそうに言うメンバーの感慨深そうな表情に、ああ今日ここに来て良かったなあと思いました。

「今日発表して、今日初めてやります」とアンコールで早速披露してくれた新曲、「Distant Neighbor」。

切ないメロディーに谷川さんの声が重なって、胸が締めつけられるような思いでいっぱいになりました。

大阪の日はまだドラマの放送日ではなかったので、この曲がドラマのどんな部分を描いたのだろうかと想像を膨らませていました。

……と思ったら、あのドラマ関東ローカルだったんですよね。

ご本人達も知らなかったようで、東京の時は少ししょんぼりされてました。

「15日までなら配信アプリでエンディングも全部見れるから見てくださいね」と仰ってました。

TVerとFODで見れるそうです。

次のUNCHAINさんのツアーは発表されませんでしたが、7月に何かイベントがあるみたいです。

とっても楽しみですね。

またこの4人が奏でる音を聴きに行きたいです。

田邊有希という音楽家について

今日は音楽家 田邊有希さんの話です。

今日ちょうど彼の誕生日なんですよね。

田邊さんお誕生日おめでとうございます。

というわけで話題としてはこれしかないなということで。

 

以前はBRADIOのドラマーとして活動されていましたが、昨年1月に脱退されました。

今は編曲・作曲などを中心に音楽家として活動されています。

こちらの「Flower」は去年の田邊さんの誕生日にアップされた曲です。

正直なところ、脱退と聞いて本当にショックだったんですよね。先日のBRADIOの記事でも書きましたが、元々BRADIOは田邊さんのファンだったので。

もう彼を見ることはないのだろうなあと落ち込んでいた私にとっては青天の霹靂でした。

悲しみすぎてとうとう幻覚でも見たかと思いましたがちゃんと現実でした。

 

しかもまた曲が良いんですよね。

ボーカルなしのピアノメインの曲なんて、聞いたのいつぶりだろう……。

優しくて、少しづつ蕾がほころんで、やがてたくさんの花が咲き誇るような、そんな曲。

ちょうど春の始まりの、4月の始まりにぴったり。

花びらが一枚ずつ開いていって、ふわりと香るような。

ひとつ、またひとつと花開いて、やがて満開の花でいっぱいになるような。

曲を指でなぞって、目の前でストーリーを描くことのできる、素直で優しい曲だなという印象でした。

いつか生で聞いてみたいなあと思いつつ、何よりもお元気そうで本当に良かったと思ったのを覚えています。

 

そんな日から数ヶ月、編曲の仕事をしました、と田邊さんが告知されたのがこの曲でした。

この時初めてUNCHAINに出会いました。

この時まで、UNCHAINというバンドは私の中で「BRADIOと田邊さんが好きなバンド」という、ただそれだけの印象でした。

曲すら知らなかったんですよね。

私にとって初めて聞くUNCHAINがこのLibyan Glassでした。

谷川さんの圧倒的な歌唱力、歌詞の世界観(久しぶりに英和辞書と翻訳サイトに頼りまくりました)、そして何より演奏が聞いていてとても心地良かったんです。

アルバムツアーのテーマも「自分だけのLIBYAN GLASSを見つけよう」というテーマだったので、田邊さんが尊敬しているバンドのそういうアルバムのリード曲を、BRADIOから脱退した時に携るというのは、なんというか不思議な縁だなあと思ったりもしました。

どうしてもこの曲を生で聞きたい!と思ったのですが、LIBYAN GLASSのアルバムツアーの大阪の日は予定が入っていて…

結局唯一都合のついた東京ファイナルまで遠征しました。

 

それが初めて生で見たUNCHAINだったのですが、歌とメロディーに満ち満ちた濃密な空間でした。

予習も追いつかなくて、アルバム曲以外はほとんどわからなかったのですが、そんなことは気にならないくらい、ただひたすらに彼らの曲にだけ浸ることのできた時間でした。

ライブが終わる頃にはすっかりファンでした。

というか、私みたいな素人ですら「このバンド本当にすごいんだな」とCD聞いてわかるくらいだったんですよ。

後から結成22年目と聞いて、そりゃそうだわ…と自分の無知さがちょっと嫌になりました。

改めて、生で聞いたら圧倒されますね。

ギターの佐藤さんも、ベースの谷さんも、ドラムの吉田さんも、それぞれがすごく演奏技術が高くて、かつそれがぴたっとはまってる。

何よりボーカルの谷川さんには視線を集める力があるというか、すごく人を惹きつける歌声なんですよね。

今にして思えばなかなか強烈なハマり方してますね。

 

それから、田邊さんが作曲した中にはこんな曲も。

SUZUKIの新型バイクのプロモーション映像なのですが、この映像に使われた曲の作曲と演奏を田邊さんが担当されました。

和太鼓まで使って音にこだわったそうです。

映像とぴったりで、しかもレンズの向こうの息遣いをこちらに伝えてくるような音達。

プロモーション映像を真剣に見ることなんてそうないのですが(まして私はバイクは門外漢なので)、思わず真剣に画面を眺めてしまいました。

曲の力ってすごいですよねえ、いや本当に。

バイク乗れないけどこのバイクだけ欲しいな、とちょっと思ってしまいました。

 

本当はもう1曲音楽総監督を担当されていた映像があったのですが、そちらは現在非公開になっているようで…

この曲から続いているようで、この曲よりも壮大感が増していてこれから先があるような展開がされていた曲だったでもう聞けないのが残念です。

 

それから、田邊さんを通じた出会いがもうひとつ。

トロンボーン奏者の馬場桜佑さん。

 

田邊さんがtwitterで紹介されていて、初めて知りました。

失礼ながら、トロンボーンがメインの曲なんて、それこそ聞く機会全然ないじゃないですか。

だからどんな感じなのかなと、興味本位でリンク開いてみたらとっても楽しそうだったんです。

それから、私が知らなかっただけで、トロンボーンってすごく映えるんだなって。

トロンボーンだけの音色をこんな風に聞くこともないし、まずインストバンドっていうのをこれまで知らなかったんですよね。

いいなあ生で聞きたいなあ、と思ってたのですが、これがまあびっくりするくらい機会がなくてですね。

関西と東京の距離感が久しぶりに恨めしくなりました。

 

そんなことを思っていたら今年の2月に名古屋でライブがあったので、もうこれに行くしかないだろう!とノリと勢いで行きました。

人生初のインストバンドのライブだったんですが、とっても楽しかったです。

トロンボーンはもちろんですが、フルート曲もあったり。

あんなに間近でトロンボーンを聞いたのは初めてだったのですが、すごく柔らかくて優しい音色をしてるんですね。

この歳になってまたひとつ新しい発見でした。

 

いろんなライブに行くたびに思いますが、「生」の力って本当にすごいなあと思います。

だってもう「いいなあ楽しそうだな」があっという間に「あっ大好きだな」に変わってしまうんですよ。

会場になったカフェの雰囲気と合わせて、楽しい昼ライブでした。

5月の名古屋ライブも行くつもりなので、今からとっても楽しみです。

 

 

ちなみに田邊さんとは度々お仕事をされていて、先日はカン・ミンヒョクさんのカバーアルバムの「悲しみにさよなら(田邊さんが編曲担当)」にトロンボーンで参加されていました。

(トレイラーの1:17〜「悲しみにさよなら」が始まります。自動で1:17〜再生されるようにしてあります。

 

SUZUKIのバイクの音楽にも参加されていたのですが、馬場さんが参加された方の映像が非公開になってまして…

馬場さんのフルートすごく良かったので残念です。

あれまた再公開してほしいですね。

というわけで長々と話しましたが、田邊さんが音楽家になってもう1年以上経つんですよね。

 

正直去年は本当にいろんなことを考えてました。

BRADIOも田邊さんも大好きだけど、彼らの進む道がわかれてしまったことに、自分の中でなかなか気持ちの整理と折り合いがつかなかったんですよね。

私にとっては、「音楽って楽しいんだよ」って、改めて思わせてくれたのはBRADIOで、そのBRADIOには田邊さんがいたから。

あの時のBRADIOじゃなかったら、そうは思えなかったと思うから。

たとえBRADIOを好きになったのが、田邊さんがBRADIOをやめる半年前で、ライブもたった3回しか行ったことがなくても。

双方ともにファンでいることをやめた方がいいのだろうなと思った回数は数え切れないです。

それでもやっぱり好きなんですよね。

BRADIOも田邊さんも、どうしたって、私にとっては特別です。

 

何よりも、上で書いたとおり、音楽家になった田邊さんを通して、今まで知らなかった人達や音楽に出会えたんですよね。

田邊さんが音楽家になってなかったら、たぶん私はUNCHAINをまだ聞いていませんでした。きっと今もまだ「ああBRADIOが好きなバンドだよね」って思ってるだけでした。

馬場さんに対してだって、きっと「最近はいろんなことしてるプロのミュージシャンがいるんだなあ」で止まってたと思います。

そこから一歩進んで「聞いてみようかな」って思う機会は、間違いなく田邊さんからもらいました。

 

「BRADIOの田邊有希」と別れて1年数ヶ月、「音楽家の田邊有希」に出会って、田邊さんを通していろんな音楽に触れました。

いろんな人を好きになりました。

それはきっと、今の田邊さんを通してでなければありえなかったことだと思います。

この1年数ヶ月で、私の生活を彩る曲やそれを作る人達は今までよりもずっと多くなりました。

新しい出会いと、たくさんの「好き」な気持ちと、鮮やかな日々。

 

だから私はこれからも田邊さんが作る曲を聞いていきたいです。

もっとこの先の未来を見てみたいです。

きっと時々は2018年1月15日を思い出して寂しくなってしまうんでしょうけど、それでも私は田邊さんが描く未来を見てみたいです。

田邊さんが手がけた曲が、たくさんの人の日常を彩る未来を夢見たいし、そんな日が来てほしい。

 

だから私はこれからも田邊さんのファンです。

きっとずっと大好きな人です。

ドラムってあんなに拘り抜くことができるんだと、昔の田邊さんのブログで知りました。

ドラムの魅せ方がものすごく上手くて、笑顔が素敵で、でもその裏に数え切れないほどの努力があるのだと、いつの間にかそこに惹かれてファンになりました。

またいつかステージに立つところが見たいなあとも思いますが、田邊さんが音楽で生きていって幸せならそれが何よりだなあというのが本音です。

だって今もう、田邊さんを通じて知った音楽にたくさん満たされてるんです。

この1年で、もっと田邊さんのことを好きになりました。

この気持ちがファンじゃなかったら何なんだ、ってくらい大好きです。

 

 

改めて、お誕生日おめでとうございます。

今年もまた一年、田邊さんにとって飛躍の年になりますように。

幸せと音楽に溢れた一年でありますように。

今年もまた、田邊さんが手がけた音楽をたくさん聞きたいです。

 

本当はファンアート描きたいんですが、描くことができないので、その代わりにでも何か形にしたいなと思い、誕生祝いも兼ねた記事にしました。

最後に、田邊さんの最近のドラム動画をふたつ。

 

ああやっぱり大好きだなあ!

私にとって世界一のドラマーはあなたです。

きっと私にとっての世界一の音楽家も、田邊さんになるんだろうなあ。

そんな予感がしてます。

O・TE・A・GE・DA!にお手上げだ!

というわけで今回はBRADIOの3rdシングル「O・TE・A・GE・DA!」の話です。

O・TE・A・GE・DA!特設サイト

先日の SIMACの記事 で2公演行きますと言っていたので、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はFPPです。

BRADIOは好きになってまだ2年ほどなのですが、まさかここまでハマるとは…というくらいハマってしまいました。どこに出しても恥ずかしくない立派なFPPです。

47都道府県ツアー申し込みすぎて他の人のライブに行けなくなった程度にはハマってしまいました。

後先考えずに申し込むからこういうことになるんですよね。最推しのライブの日程と丸被りした部分もあって、あわや行けなくなりかけて悲鳴上げてました。

無事に日程調整できたので事なきを得ましたが…。

 

とにかくこんな感じでBRADIOのことは大好きなんですが、新曲発表された当初は、タイトル一体何事かと思いました。

お…お手上げ?何に?曲の中身が何一つ予想できない…

あとカップリングのバクテリアch.の方が気になるな。帰り道のBluesは良曲だろうな。

ていうかYESツアーファイナルの音源7曲もつけちゃうの?3分の1くらい公開しちゃうの?

せっかくカメラ入ってたし、お金払うから映像で見たいな…

 

とかあれこれ我儘なことを思いつつ、いざラジオで初公開された音源聞いてみたらこれがまあ格好良かったんですよね。

これぞBRADIO!本領発揮!って感じの力強いメロディーにパワフルな歌声。

入りの最初の一発目からぶち上がるので、めちゃくちゃノれます。

間違いなくライブ映えする曲だと思います。

いいなあいいなあ、こんな感じのBRADIOが聞きたくってずっと待ってたんだよ!

思わず両手上げてしまいそうになりました。

これは確かにお手上げです。

 

今のところ参加してるイベントなどで新曲をしたという話は聞いていないので、5月からの47都道府県ツアーでお披露目なんでしょうね。

これひっさげて日本全国津々浦々…彼ら間違いなく行った先全部ダンスフロアにする気満々ですね。

 

 

あと結局YESファイナル公演も映像公開してくれましたね。

太っ腹だなあ…円盤化しないのかな…お金出すから円盤化してほしいですね…

ファイナル公演行きましたが、映像見てあの日いろんなこと考えたなあなんて思い出してました。

NHKホールが熱気と歓声と音楽と愛で満ち溢れてたなあ。

それからどうしてもひとつ言いたいことが。

ヤスさんドラムめっちゃ上手くなってません?

(ヤスさんは昨年のドラマー脱退以降、BRADIOにずっとサポートに入ってくださっているドラマーさんです)

これが言いたいがためだけにこの記事書きました。

帰り道のBluesのドラムめっちゃ良いです。好きです。

誤解招きそうなうえにとんでもない上から目線なのであらかじめ言っておきますが、ヤスさんは最初から上手かったですよ。

ただ私自身が元々脱退したドラムの田邊さんのファンなので、去年は色々と迷いながら新曲聞いたりライブに行ってました。

その度にBRADIOが大好きだなあと思ったり、でも音が違う事や田邊さんがいない寂しさに襲われたりと、あれこれ悩んで泣いてそれでもライブに行きたくて、やっぱりまだ追いかけていたいなと思ったり…と延々繰り返していました。

 

でも帰り道のBluesを試聴した時、肌がビリっときました。

あれ?これヤスさんだよね?

いいじゃん!かっこいいよ!最高じゃん!

って思わずガッツポーズしてしまいました。

なんで今まで気付けなかったんだろう?!

結城泰範の実力が遺憾無く発揮されているのでは…いや私そんな事言えるほどヤスさんのこと知りませんけど…

去年の新曲でもアルバム曲でもなく、今回の、しかもカップリングで自分の中でバチっとハマるってどうなんだという気もしますけど…

去年のアルバムツアーからどんどんヤスさんのドラムが気になり始めて、もっと聞きたいなあとじわじわ熱が高まっていたのですが、今私の中でヤスさんに対する熱がだいぶピークです。

 

ⅣⅦ Funky Tour 、全部対バンだけどカップリングもしてほしいです。

これは絶対生で聞きたい。

5月になればいよいよ全公演対バンの47都道府県ツアー、 ⅣⅦ Funky Tour が始まりますね!

チケットの一般販売も始まりましたが、まだ対バン相手の発表されていない公演がそこそこ残ってるんですよね…一体誰を呼んだんだ(笑)

私が行くところも、あと4公演くらいゲスト誰かわからないんですよね。

まあその分楽しませてもらいましょう!

首を長くしてわくわくしていることにします。